ゲーム好きな豚のしっぽ

筆者の下手の横好きなゲーム日記、情報メモです。主にプレイするのはtrophymanager、WoT、WoWS、洋モノSLGなどの予定。

TrophyManagerをはじめよう

TrophyManagerとは



 TropryManagerはブラウザでプレイできるサッカークラブ運営シミュレーションです。メールアドレスの登録だけで、無料でゲームをプレイできます。
 チームの運営を関連施設や収支の管理、選手の育成や移籍、一試合ごとの試合プランまでシミュレートした、本格的で奥の深いゲームです。
 以下にオススメのポイント、逆にマイナスなポイントを挙げますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。

オススメのポイント

1.日本語対応

 TrophyManagerの開発元はデンマークのようですが、開発、翻訳に世界各国のユーザー達を巻き込み、多言語に対応しています。
 もちろん日本語にも対応していて、プレイに困ることはほとんどありません。

2.マニアの心くすぐる細かい設定

f:id:talestail:20150619115457p:plain選手リスト画面
 選手に設定されている能力は11以上(隠し能力や非公開のパラメーターがあるかもしれません)、チーム運営にかかわる施設も15以上あり、チームのロゴや本拠地、サポーターのニックネームまで設定できます。
 試合プランも時間別、点差別、怪我やカードの発生などを条件に20項目が設定でき、相手チームの戦力や作戦、自チームで発生したトラブルにも柔軟に対応できます。

3.選手発掘と移籍が活発

 多くの国に多くのプレイヤーとそのチームが存在し、選手もそれに応じて多数が存在します。
 選手はチームの新設時とユースの発掘時に自動生成され、偶然の一致を除いては同じ能力の選手が存在しません。
 現実と同様に多くのチームが優秀な選手を求めて競い合い、またその資金を捻出するために頻繁に選手を放出するため、活発な移籍市場が形成されています。
 移籍は入札形式で自動化され、取引価格もシステム的に監視されているため、不平等や不正が起こらないようになっています。

4.シンプルなルールと操作

 ルールは至ってシンプルです。1シーズンに34試合のリーグ戦を戦い、トップリーグでの優勝を目指す、これだけです。シーズンが終わると順位とスポンサー契約に従って報酬が支払われ、また次のシーズンが始まります。
 経営状態が悪化して実質的にチームが運営できなくなっても、ゲームオーバーにはなりません。(逆に残酷ではありますが)
 このほか、複数のアカウントや移籍価格を操作するようなゲームの楽しさを損なう不正を禁止する条項があるだけです。
 2で挙げたように設定や数値などは多く、複雑さがありますが、プレイヤーがそれを煩わしく感じるような操作性の悪さはありません。情報のソートやフィルタリングも細かく設定でき、無駄な情報に振り回されるようなこともないでしょう。

5.プレイスタイルが自由

 どのようにクラブを運営するか、どのようなチームを作るかは、正解がありません。資金が底をついて実質的に運営ができなくならない限り、どのようにプレイしても問題ありません。
 チームが安定してしまえば、数日に一度様子を見るだけでも支障はほとんどありませんし、逆に毎日各チームの動向に目を光らせ、綿密な戦略、戦術を立ててゆくのも自由です。

オススメできないポイント

1.試合スケジュールがリアルタイム

 リーグのスケジュールはリアルタイムで、現実の1週間に3試合が組み込まれます。これ以上多くリーグの試合をこなすことも、忙しいからといって順延することもできません。
 毎日数分だけでもログインしてチームの様子を見ることが理想です。

2.とにかく地味

 シミュレーションゲーム、しかもボードゲームよりだとよくあることですが、とにかく地味です。余計な演出やエフェクトは一切ありません。
 試合の内容はハイライトシーンがFlashムービーで再生されますが、これもパターンは多くなく、地味です。
 また、翻訳が追い付いていない部分がいくつかあり、試合中の実況などは英語で表示される部分があったり、カタコトっぽくなっている部分もあります。

3.ハマると時間を盗まれる

 よくできたシミュレーションであり、情報量が多いため、真剣にプレイすると無尽蔵に時間を食われます。特に移籍市場を監視し始めると分単位の勝負になるため、いわゆる廃人になる危険性があります。

4.リアルマネーによる時間短縮ができない

 時間のかかる地味なゲームですが、アイテムを買って時間短縮をしたり、選手の能力をアップさせるようなことはできません。現金で購入できるのはゲーム内の拡張機能複数チームの運営権だけです。

5.自由度が高すぎる

 洋モノのゲームにはありがちですが、プレイ開始後、チュートリアルが終わると何をしたらよいのかわからなくなりがちです。あらかじめ情報を集めて、チームの運営方針を決めておかないと途方に暮れてしまうかもしれません。
 ユーザーガイドにも情報はありますが、かいつまんだ説明で具体例はあまり挙げてくれません。試行錯誤を繰り返したり、ユーザーたちの情報交換の場であるフォーラムを利用してアドバイスをもらう勇気が必要です。

こんな人には特にオススメ

もうカードやガチャにお金をかけたくない

 最終的に同じ能力のキャラしかいなくなるゲームに飽きた方

分析マニア

 1万件のデータを収集して偏差と分散を求めたくなる方

箱庭好き

 試行錯誤とその結果を眺めるのが好きな方

ボードゲーム好き

 乱数の神様や「いちたりない」が嫌いになれない方

ウイニングイレブンタクティクスをプレイしていた

 早くプレイしてください

この記事をここまで読んでしまった

 ここまで読んでしまった人はほぼ間違いなくTrophyManagerをに気いる方だと思います

TrophyManagerは面白いサッカーゲームです

 上記のような特徴を持ったゲームがTrophyManagerです。じっくり運営、育成を楽しみたい方にはぜひお勧めです。最初は戸惑うこともあるかとは思いますが、まずは登録してみて、お試しプレイをしてみませんか?
 登録の際に選択する国はプレイヤーの国籍ではなく、最初に持つチームが所属する国です。他国に挑戦することもできますが、フォーラムのページも国別になっていますので英語やその国の言語に不安のある方は日本を選択してのプレイをお勧めします。2015年6月現在での日本でのプレイはDivision4からスタートしますので、ちょうどJFLに対応するリーグから開始されることになります。

 次の記事はゲームを開始した直後についての説明です。