ゲーム好きな豚のしっぽ

筆者の下手の横好きなゲーム日記、情報メモです。主にプレイするのはtrophymanager、WoT、WoWS、洋モノSLGなどの予定。

TrophyManagerをより深く楽しみたい人は

 チュートリアルが終わり、ゲームの雰囲気はつかめたでしょうか。
 このチュートリアルでは、いくらかの資金援助と、おおよそ1週間分のTMProが配布されたかと思います。この記事ではこのTMProで利用できる機能と、いくつかのプレイ補助ツールなどを紹介します。


TMProとそれを消費して使える機能

 TMProは、追加機能や複数チームの所有権を得るために消費されるサイト内のポイントです。Proには標準機能と追加機能があり、いずれにも一度使ってしまうと利用し続けたくなる機能がいくつかあります。しかも恐ろしいことにProを持っていると自動的に追加される標準機能の方が重要で便利です。標準機能すべての利用に1日1Proが消費され、追加でProを消費する機能では、利用前に確認ダイアログが表示されます。
 ここではProの標準機能について、軽く紹介しておきます。

トレーニング概略とフィルター

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 TMProの機能で最も便利なのがこの機能です。「選手」画面の能力一覧に、その週のトレーニングで選手のどの能力が強化(あるいは衰退)したかの表示が追加されます。緑が強化された能力、赤が衰退した能力、太字がそれによって上昇、下降した能力です。
 また、一覧の上部に表示されている五色のボタンと、左、中央、右を意味するボタン、年齢などの条件付けができる機能がフィルターです。
 この2つの機能はProの標準機能で、Proを持っていると自動的に付加されます。これが恐ろしい罠で、このトレーニング効果の表示やフィルター表示を一度見てしまうと、Proが切れた時の喪失感がとてつもなく大きくなります。

選手のトレーニング・グラフ

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Akamine選手の能力画面

 これも便利で重要なProの標準機能です。自分の選手が現在までのトレーニングでどのようにTI(トレーニング強度)を得たかが、グラフで表示されます。
 このグラフの上下動で、選手が成長期*1になったのか、終わったのか、現在のトレーニングでは能力が伸びない状態(ピークに達した)のかなどが判別できます。
 また、TIの基礎値で、その選手が最終的に到達するRec、ポテンシャルも推測できます。
 この例では、18歳に開花に入り、その後、能力が上昇しにくくなっていることがわかります。開花の期間はすべての選手で3年間ですので、間もなくTIは4くらいで落ち着くようになります。
 画像の下の方に「スキル」や「ピーク」の表示がありますが、これは各選手に対し追加のProを支払うことで追加される機能です。これらの機能は非常に優秀な選手を最後まで成長させたり、移籍のタイミングを計るような上級者向けの機能ですので、最初は必要ないでしょう。配布されたProですので、試しに使ってみるのも良いかもしれません。

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 こちらは選手名にカーソルを合わせた際に表示されるホバー表示のグラフです。トレーニング概略と合わせるととても便利な機能です。

カスタム・トレーニング

 通常のトレーニングとは違い、選手ごとにトレーニングメニューを指定できるようになります。あくまでもトレーニングの内容をある程度指示できるようになるだけで、これによって特定の能力ばかりを強化できるようになる、というわけではありません。標準のトレーニングよりも少しだけ、プレイヤーの意に沿ったトレーニングが可能になるだけです。
 トレーニング施設が整ってきて、選手の能力を思うように伸ばしたい、限界まで育てたいと思い始めると、この機能が欲しくなります。

有志による代替ツール

 Proの機能は便利ですが、Proは本来有料です。これに対して、「無料で遊びたいんだ!」という世界中の有志がさまざまなツールを開発しています。
 ここではそれらのツールについていくつか紹介いたします。

TMRecorder

tmrecorder.insyde.it

 TrophyManagerのツールでは最も有名で多機能なインストーラー付きの独立型ツールです。日本の感覚でいうとTrophyManager専用ブラウザといったところでしょうか。日本語化、日本語対応がされていないことが難点ですが、Proで提供される機能よりもさらに強力な機能をたくさん持っています。
 TrophyManagerに関するあらゆるデータを蓄積し、グラフや表で分析できるようになっています。また、選手の成長予測や試合結果からの戦術の分析、さらにはスカウティングや移籍に関する機能など、記録を可視化するだけではなく、過去から未来までを見通すことができるツールになっています。Proに依存している部分もあるようですが、Proを利用していない人には強力な助けになってくれるでしょう。
 多機能な分利用のために大量のデータをインポートする作業が発生しますが、選手リストとトレーニングデータの読み込みだけであれば付属のブラウザからワンボタンですので、徐々に慣れていくと良いかもしれません。すべてのデータはTrophyManager内のアカウントの言語設定とTMRecorderの言語設定を英語にしておけば読み込みできるようです。
 このツールについては私も触ってみたばかりですので、スカウトや移籍に関する機能の使い方が今ひとつわかりません。インストールから基本的な利用法までは、後日別に記事を組みたいと思います。

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 日本のフォーラムで精力的に活動しているVF Tomatoさんが開発しているアドオン型のツールです。ツール自体の情報についてはVF Tomatoさんのブログのエントリー自作ツールまとめ - Trophy Manager プレイ日記から、β最新版の更新情報はフォーラムのスレッドから入手してください。
 FierFoxまたはChromeで動作するユーザースクリプトで、主な機能はRecの数値化ですが、ポジション別の能力指標やシーズン内のTIなどの指標を算出してくれます。選手の比較や成長の予測に役立ちます。

増築収支計算ツール

 スタジアム施設の増改築による収支の計算をしてくれるexcelファイルです。このツールもVF Tomatoさんの開発です。こちらもVF Tomatoさんの増築収支計算ツール 12/7更新 - Trophy Manager プレイ日記からダウンロードできます。

情報とツールに振り回されないように

 これらのツールや機能はとても便利なものですが、その情報の精度やTrophyManager自体の更新による動作不良などは保証されたものではありません。あくまでも自己責任で補助として利用して、その機能や情報に頼りきりにならないようにしましょう。
 何よりも信頼するべきものは、自分の経験や分析からくる自分の判断です。

*1:ゲーム内の用語では「開花」と呼びます