財政画面の諸情報
経営の基本は収支の監視
健全な経営とは、単純に言えば収入が支出を上回る状態に維持するということです。このゲームでは突発的なトラブルによる出費はないので、きちんと計画を立てて支出をコントロールしていけば、赤字に悩まされることはないはずです。
それでは、クラブ系メニューの「財政」画面について説明します。
財政画面のメニュー
財政画面には「財政」「メンテナンス」「賃金」のサブメニューがあります。残る2つは他画面へのショートカットです。
財政では収支の概略、メンテナンスは維持費の詳細、賃金では選手の給与の詳細を見ることが出来ます。
毎週月曜日の財政更新の直後は、試合からの収入が計算されていません。欲を言えば、天候や相手チームのファン数などの不確定要素のある試合の収入がなくても、黒字になっているのが理想でしょう。
財政の収支の見方
- 観客
収入は主にホームゲームの座席の売上からもたらされます。以前の記事にも書きましたが、1試合につき観客数×200が収入となります。試合のスケジュールによりホームゲームが1試合しかない週や、カップ戦のホーム戦が加わり3試合の収入が見込める週などもあります。
いずれにせよ額が確定できない収入ですので、少なめに見積もって宛にし過ぎない慎重さが必要です。
- テレビ放映による収入
所属しているディヴィジョンに応じて、毎週決まった額が入金されます。また、試合が中継される場合、更に一定額が加算されます。
Div.1 1週あたり(11.000.000) + TV放送試合. (900.000) 要検証
Div.2 1週あたり(10.000.000) + TV放送試合. (800.000)
Div.3 1週あたり(09.500.000) + TV放送試合. (700.000)
Div.4 1週あたり(09.000.000) + TV放送試合. (600.000)
- スポンサー
スポンサーからの収入ですが、シーズン開始時に支払われる前シーズンの目標達成への報酬ですので、通常の週は0になります。
- グッズ
スタジアムの売店と、グッズ・ショップからもたらされた収入です。売店の売り上げはホームの試合の数によって変動すること、グッズ・ショップの売上は試合の観客数ではなくファン数から計算されることに注意が必要です。
- 食事
ファーストフード、レストラン、ソーセージ売り場からの収入です。これも試合の客数、ホームゲームの数で増減します。
- スタッフ/ユース/移籍
スタッフは現在のところスカウトの、ユースと移籍はそれぞれ、アカデミーや他クラブから選手を獲得した時の契約金として支払った額です。
- 給料
選手とスカウトの給与の合計です。選手の給与はSIから計算されますので、優秀な選手の能力に見合わない小さな集客規模、低いディヴィジョンや順位の時、赤字が発生しやすくなります。逆に選手の能力の割に勝てるチームをつくり上げることができれば大きな黒字を確保できます。
- 維持費
スタジアムや設備の維持費です。これと収入が見合う額になっているかはきちんと考える必要があります。
- 建設費
施設のグレードアップに支払った額です。一時的な出費ですし、わかりきっている額なのであまり気にする必要はありません。
- 利息
クラブのお金は銀行に預けられていますので利息が付く、という扱いのようです。微々たる額ですので気にする必要はありませんが、資本がマイナスになった時にも(マイナスの)利息がつきますので残高には注意しましょう。
- 合計
その週の収支の合計です。建設費や契約金などの突発的な出費がないのにマイナスになっている場合、早急に収支バランスを見直す必要があります。客席数に見合わないレベルの販売施設や、試合での収入でもまかないきれない規模のアカデミーやトレーニンググラウンドはすぐに縮小するべきです。一度赤字体質になってしまうと、支出を抑える以外には即効性のある対応策はありません。赤字になる事自体を避けるのが、健全な経営というものです。