ゲーム好きな豚のしっぽ

筆者の下手の横好きなゲーム日記、情報メモです。主にプレイするのはtrophymanager、WoT、WoWS、洋モノSLGなどの予定。

TrophyManagerの移籍システム

 TrophyManagerにも当然、選手の移籍システムがあります。シンプルなシステムとなっていますが奥が深く、競争も激しいため思うように補強や放出ができないこともままあります。
 ここではまず、移籍のシステム面について説明します。

移籍の基本

 TrophyManagerの移籍は全プレイヤーに公開される入札制となっています。
 移籍リストに掲載されている選手には入札の期限が設定されており、その期間内に最も高い金額を提示したクラブがその選手を獲得します。ただし、期限の残り時間が2分以内の状態で新しい価格の提示があった場合、その期限はさらに2分延長されます。期限間近の優秀な選手をを見守っていれば、このルールのために激しい競り合いで価格がつり上がっていく光景を見ることができるでしょう。
 無事に最後の入札から2分が経過して期間が終了すれば、移籍金が選手を保有していたチームに支払われ、その選手は入札者ののチームに移籍します。実際に選手が入札者のチームリストに加わるまでは、十数分程度の処理時間が必要です。
 選手を売って移籍金を受け取った側は、税金として移籍金の6%を徴収されます。

最低入札額の制限

 自分の選手を放出する際の最低入札額は、上限が設定されています。*1
 これは不当に高い価格で選手を販売して利益を得ることや、入札をゲーム内資金の移譲に使われることを防ぐためだと思われます。移籍リストに載せる際に、システムがお勧めの最低額を表示してくれますので、それを参考にする限りは問題にはならないでしょう。

相場からかけ離れた額での入札

 最終的な入札額も監視されており、移籍相場からかけ離れた額での取引があった場合、移籍を取り消される、相場との差額を徴収される、アカウントを停止されるなどの措置が取られることがあるようです。*2

入札の期限の設定

 入札の期間は基本的に移籍リストに公開されてから5日間です。選手をリストに掲載するときにオプションでTMProを消費すると、この期限を変更できます。

チーム人数・同時掲載による制限

 チームにはGK2名を含む20名が所属することが必要です。移籍リストに載せる選手を除いた上でこの人数が確保できていないと、選手を放出することができません。また、一度に移籍リストに載せることができる選手は6名までとなっています。

選手の入札に参加する

 双眼鏡のアイコンの「移籍」で表示される選手が、現在移籍リストに掲載され、入札に参加出来る選手です。非常に多くの選手が表示されるかと思いますが、年齢や価格、スキルなどの条件を設定して、表示する選手を絞り込むことができます。TMProの標準機能で、ポジションやサイドでフィルタリングすることも可能になります。
 入札を行うには、選手の右に表示されるハンマーのボタンをクリックします。ウィンドウが開いたときに表示されている金額が現在の入札の最低額です。もちろんこれ以上の額で入札を行うことも出来ますが、一気に釣り上げて他の入札者の意欲をそぐか、しつこく競りかけて相手を折るかは純粋に駆け引きになってきます。終了時間まで入札に貼り付けないのなら、多少割高になる恐れがあっても自分が許す最大の額を提示してしまうしかありません。
 TMProを利用しているならば、上限額を入力して「移籍代理人を送る」を有効にするのが手軽です。代理人が指定された上限額に達するまで、プレイヤーの代わりに最低額での入札を繰り返してくれます。
 自分の入札額が最大のまま無事に魔の2分間を終了すれば、十数分ほどで獲得した選手がチームに参加します。

気になる選手をマークする(ショートリストに加える)

 移籍リストに乗っている選手や、他チームを調査していて気になった選手は、「ショートリストに加える」ボタンで、いつでも状態を確認できるようになります。入札期限まで時間がある選手は、ショートリストに加えておくのが良いでしょう。また、ショートリストに加えた移籍リストの選手や既に入札を行っている選手は、入札期限がホーム画面のカレンダーに表示されるようになります。期限を忘れてしまうことが減らせます。

選手を放出する(選手を売る)

 移籍リストに選手を掲載することで、放出することができます。選手が移籍リストに公開されるまでの流れによって、呼び名が付けられています。

(通常の)移籍-(nomal) transfer

f:id:talestail:20150626164807p:plain 選手個人の画面の右側に「移籍オプション」が表示されています。
 このうち「移籍リストに選手を載せる」が一般的な移籍のオプションです。


 クリックすると入札の最低額を設定するウィンドウが開きます。ここにはシステムの推奨する開始価格が入力されているので、慣れないうちはこれを利用すると良いでしょう。初期選手や低ポテンシャル、低評価の選手は、悲しいことにゼロで開始しても売れないこともあります。
 入札期限の変更やリストでの強調表示を行うオプションはTMProを消費します。プレイを始めたばかりの場合はこの恩恵はほとんどありません。*3

公開移籍-Open Transfer

 実は、選手を買う側から、移籍リストに載っていない選手へ移籍のオファーを出すことも可能です。
 他チームの選手を表示すると、移籍オプションに「獲得を申し出る」と表示されています。これを押すとウィンドウが表示され、入札額と所有者に送るメッセージを入力することが出来ます。これに対し、所有者がその金額を承諾すると、選手が移籍リストに掲載され、通常の移籍と同じように入札が開始されます。
 この形式の移籍を公開移籍(Open Transfer)と呼びます。
 公開移籍の場合、次の入札者は最低でも10%増の金額を提示しなくてはならない点が通常の移籍とは異なります。これは最初の入札者への優遇とされていますが、正直なところあまり有利にはなりません。*4
 公開移籍に対する防衛策として、あるいは移籍を請ける積極的な意思表示として、自分の選手への入札に最低金額を設定することができます。自分の選手の移籍オプションにある「希望価格を設定」というボタンがそれです。
 また、絶対に売らないという意思表示には、「すべての入札を拒否する」ボタンが有ります。これはオファー自体を出来なくするボタンで、手放す意思が全くない選手にはこのボタンを押しておくとよいでしょう。

自動移籍-Auto Transfer

 「希望価格を設定」ボタンを押した時のウィンドウに、「条件を満たした獲得の申し出があった場合、自動的に移籍リストに載せられます」というチェックボックスが有ります。これにチェックを入れると、移籍のオファーがあった時点で選手が自動的に移籍リストに公開されます。この形式の移籍を自動移籍(Auto Transfer)と呼び、通常の移籍や公開移籍とは区別されています。
 チェックをしていない場合は入札を認めるか否かを決定するまで移籍リストに公開されないため、所有者がある程度終了の期限を調整することが可能です。この点で、公開移籍(Open Transfer)は自動移籍(Auto Transfer)よりも売る側に有利と言えます。逆に言うと、条件にこだわる必要がなく、売れるなら売れた方が良い、という選手には自動移籍が有効でしょう。

*1:公式には上限についての情報がありません。wikiの情報

*2:ユーザーガイド>TMについて>ルール>移籍に関するルール

*3:これが有効なのは緊急で資金を調達しなくてはならない時くらいではないでしょうか

*4:入札者の目が確かなら、その選手は別のチームも欲しがるはずです