TrophyManagerの戦術画面
TrophyManagerの戦術は攻撃スタイル、フォーメーション、試合プランの組み合わせとなります。
リアルタイムでは指示は出せないため、あらかじめ敵の戦力、布陣を予測して、設定を保存しておく必要があります。
ここではまず戦術画面の説明と設定方法を説明します。
フォーメションとメンバーの設定
スターティングメンバーとベンチ入りの選手は戦術系メニューの戦術画面から設定できます。
メンバーの入れ替えは左のリストから選手をドラッグし、配置したい場所へドロップするだけです。
ドラッグ中は選手を配置できるポジションが半透明で表示されます。配置に関する制限は以下のようになります。
- フォワードはすべてCF扱いで3名まで
- ウィングはサイドのOMF扱いで左右1名づつ
- OMFは2名まで
- MFはサイドも含め5名まで
- DMFはサイドも含め4名まで
- DFはサイドも含め5名まで
選手の配置によっては攻守にペナルティやボーナスが発生します。ペナルティが発生する場合については、配置時に赤い枠が表示されて警告してくれますので、余程のことがない限りはペナルティがないように配置しましょう。センターバック2名と守備的サイドミッドフィールダー2名の組み合わせは守備のペナルティが発生しますので注意して下さい。具体的なボーナスとペナルティについては「Assistant Manager」で確認できます。
Assistant Managerではフォーメーションと攻撃スタイルによって攻撃パターンがどのように変化するかもチェックできますので、選手の能力と見比べてより有利な布陣と戦術を検討するとよいでしょう。
役割と交代枠、外国人選手枠
戦術画面の右側にはPKやコーナキックのキッカーなどの役割と、ベンチ入りの選手が設定できます。
各役割には重視される能力が決まっています。キッカーは何よりもセットプレー(Set)が重要ですし、キャプテンにはリーダーシップが求められます。各役割に必要な能力についてはユーザーガイド>応用編>戦術に記述があります。
ベンチの選手は5名までとなっており、フォワード、ウイング、ミッドフィールダー、ディフェンダー、ゴールキーパーが設定できます。これらの選手は対応するポジションの選手が怪我により退場した場合には、自動的に交代します。このポジション以外の選手と入れ替えたい場合は、条件付きオーダーで交代を設定しておきます。1試合での交代は3人までです。
また、試合に登録できる外国人選手は、スタメン、ベンチを含めて5人までとなります。
高度な設定・条件付きオーダー
戦術画面の右下に「高度な設定」のボタンが有ります。このボタンを押すと画面が切り替わり、「条件付きオーダー」を設定する画面になります。
条件付きオーダは発動するタイミングを指定する「イベント」、状況を絞り込む「スコア」、出される「指示」の組み合わせで指定します。
イベントは時間、負傷、イエローカード、レッドカード、得点が入った時、の5つ、スコアは勝っている時、負けている時、同点の時、点差を問わず、の4つ、指示は交代する、メンタリティ(攻撃、守備の意識)の変更、攻撃スタイルの変更、ポジションチェンジの4つが設定できます。
それぞれのアイコンを対象の位置へドラッグすると、副条件を指定するウィンドウが開きます。時間なら何分を指定するか、負傷などでは対象の選手を選ぶ事になります。
イベント、スコア、指示のすべてを指定すると、右端に緑のチェックが表示されて、自動的に保存されます。このチェックマークが表示されているかはきちんと確認しましょう。
特殊なオーダー
高度な設定画面に移動してきた時のポジションは試合開始時のものになっています。
条件付きオーダーでポジションを変更したあと、その選手を元のポジションに戻したり、移動した先から更に別の選手に交代するなどの複雑な設定では、指示が発動するときのポジションにその選手を一時的に移動させておかないと正しく設定、実行されません。
指示の設定のために移動した選手は設定が完了した後忘れずに元の位置に戻します。これを忘れてしまうと試合開始時のフォーメーションを変更した事になってしまうので注意して下さい。
また、同じ条件で発動するオーダーが複数ある場合、番号の小さいものから順番に実行されます。特にポジションチェンジや交代に関する指示は、設定の順序に注意しないと指定の選手が設定上のポジションに存在しなくなり、発動しないことがあります。